数日前、講談社のイブニングで連載中の『山賊ダイアリー』の作者の岡本健太郎さんと編集さんが来店されました。
「山賊ダイアリー」とは作者自らが行っている狩猟の様子を元に描いた大変面白い狩猟漫画です。
「狩猟ってどんなことをするの? どうやっているの?」
という問いに対して
「こんなことをやっているんだよ!」
と本を読んで貰えば、狩猟の大まかな事は理解してもらえると思います。
日本各地においてそれぞれの土地柄、捕獲対象物、捕獲方法等は多種多様なので作中の事が狩猟の全てではありませんが、狩猟をする者としては「このネタ、あるある!」といった感じで楽しく読ませていただいています。
読まれた事が無い方、是非一度読んでみてください。
http://kc.kodansha.co.jp/content/top.php/1000005732
一通り料理を出した後、岡本さんや編集さんとあれこれ話をさせて頂きました。
私は浜松市で散弾銃を使用しての猟で、岡本さんは岡山県で空気銃を使用しての猟なので色々異なるのですが、狩猟をする者をとりまく環境は同じの様です。
「若手がいない(少ない)、獣害被害が増えている、猟友会はそのうち人不足で機能しなくなる等など」
実は深刻な事なんですよ。
狩猟の話になると編集さんを置いてきぼりにしながらの会話(あるある話)になってしまいました。
まぁ、致し方ないです。ちょこっとの言葉でお互いにわかる狩猟の事でも、やったことが無い編集さんにとっては未知なる領域ですから。
説明するにも難しいですし。
海老芋やむかご、エゾ鹿のサラミと生ハム、鹿のバターバジル炒め、猪のレバー、猪の小腸の煮物、そして牡丹鍋等を出しましたが、どれも喜んでいただけたようで何よりです。
そして最後に素敵なものを頂きました。
これからも素敵な狩猟漫画を描いて貰いたいです。
ジビエ料理アンザイは『山賊ダイアリー』とイブニングを応援します!
単行本は現在2巻出ています。
山賊ダイアリーのツイッター
https://twitter.com/sanzoku_diary